ド軍、10点大勝で地区S進出王手 大谷は2HRの大暴れ「最高の形でスタート」…打線は球団タイ5HR

先頭打者弾を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
先頭打者弾を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は5打数2安打3打点、打線はPS球団記録に並ぶ5本塁打

【MLB】ドジャース 10ー5 レッズ(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間10月1日)、レッズとのワイルドカードシリーズ第1戦に「1番・指名打者」で先発出場し、ポストシーズン初の1試合2本塁打をマークした。5打数2安打3打点で打率.400。チームはポストシーズン球団タイ記録の5本塁打で10得点を挙げ、地区シリーズ進出へ王手をかけた。

 大谷が打線を勢いづけた。初回先頭、剛腕グリーンの100.4マイル(約161.6キロ)をフルスイング。ポストシーズン1号先頭打者弾が右翼スタンドへ飛び込んだ。打球速度117.7マイル(約189.4キロ)、飛距離375フィート(約114.3メートル)、角度21度。あっという間に飛び込む弾丸ライナーだった。

 2発目も圧巻だった。6点リードの6回2死一塁、右腕フィリップスから右中間へ2号2ランを放った。ポストシーズン1試合2発は自身初。打球速度113.5マイル(約182.7キロ)、飛距離454フィート(約138.4メートル)、角度34度の特大アーチだった。

 ポストシーズン初出場となった昨季も初戦の地区シリーズ・パドレス戦で本塁打を放っており、2年連続でPSアーチを記録。昨年のポストシーズンでは16試合で3本塁打だったが、初戦だけで2本塁打を放ち、昨年を上回る勢いだ。

 大谷は試合後、「初戦を取れていいゲームだった。攻撃面含めて、最後まで攻められたのが良かった」。先頭弾については「難しいコースでしたけど、しっかりといいスイングができて、最高の形でスタートできた」と振り返った。

 打線はテオスカー・ヘルナンデスが3回に左越え1号3ランを放つと、5回には右中間2号ソロ。3安打4打点の大暴れを見せた。エドマンも3回に1号ソロを放ち、ポストシーズン1試合5本塁打は2021年リーグ優勝決定シリーズ第5戦と2020年リーグ優勝決定シリーズ第3戦(共に対ブレーブス)に並ぶ球団記録だ。投げては左腕スネルが7回9奪三振4安打2失点と好投。今世紀初のワールドシリーズ連覇へ大勝発進した。

(Full-Count編集部)

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