大勝の裏で…乱調中継ぎ陣に「流れが傾く」 何度も見た光景、ド軍指揮官が呈した苦言

レッズ戦で指揮を執ったドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
レッズ戦で指揮を執ったドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

ロバーツ監督「間違いなくあのイニングはそれを目撃した」

【MLB】ドジャース 10ー5 レッズ(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ドジャースは9月30日(日本時間10月1日)、本拠地でのワイルドカードシリーズ第1戦でレッズに10-5で勝利した。先発のブレイク・スネル投手が7回まで2失点の好投を披露したが、救援が8回に3投手で3失点。デーブ・ロバーツ監督も「慎重に行き過ぎると、カウントが後手になる」と苦言を呈した。

 10-2の8回からはベシアが登板。先頭のマクレーンに安打を許し、1死を奪った後に2四球を与えて降板した。続くエドガルド・エンリケス投手も乱調。押し出しの四球と適時打を与え1死も奪えず。デーブ・ロバーツ監督がマウンドに上がると本拠地もブーイングだった。

 その後、ジャック・ドレイヤー投手が登板。先頭に押し出しを与えてこの回3点目を献上したが、スティーブンソンを三振、ヘイズを一飛に凌ぎ、続いていた満塁のピンチをなんとか切り抜けた。

 試合には勝利したものの中継ぎ陣の不安が露呈した形に。「そうなると、四死球を与えてしまうし、大量失点をしたり、流れが傾いてしまう。間違いなくあのイニングはそれを目撃した」と指揮官も厳しい言葉を並べた。

 続けて「今晩のアレックス(・ベシア)はキレがなかった。そして、エンリケスも制球が定まっていなかった。10-2の展開で、右打者が3、4人続くからエドガルド(・エンリケス)を自信を持って送りだしたんだけどね。でも、今晩の彼はよくなかった。その時点で、誰か流れを止める選手が必要になった。なので、エリー(・デラクルーズ)に対してドレイヤーを投げさせるのがいいと思った」と語った。

(Full-Count編集部)

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