ENEOS、田澤純一の退団を発表 2022年に古巣復帰…今後は未定「もどかしい思いが強く」

Rソックス時代の2013年にはWS優勝に貢献
ENEOSは1日、田澤純一投手が10日をもって退団することを発表した。6日から始まる「JABA 秋季神奈川県企業大会」がENEOSのユニホームを着用する最後の大会となる。
田澤は横浜商大高から2005年に前身の新日本石油に在籍。2008年には都市対抗野球大会で優勝し、橋戸賞を受賞した。その後、2009年にレッドソックスへ。2013年にはワールドシリーズ優勝に貢献した。
2022年9月にENEOSに投手兼任コーチとして復帰。昨年7月に東京ドームにて行われた都市対抗野球大会では、2008年以来、16年ぶりの登板を果たした。本人のコメントは以下の通り。
「この度、ENEOS野球部を退団することとなりました。2022年9月に復帰の機会を与えてくれたENEOSに感謝するとともに、大きな声援を送り続けていただいた皆様に心よりお礼申し上げます。復帰の年に負った怪我により、思いどおりの貢献ができずもどかしい思いが強く残りますが、東京ドームでの大声援の中で登板できたことや、今シーズンは兼任コーチへの挑戦など、野球人として貴重な経験が詰まった3年間となりました。今後、どのような形で野球と向き合うかは未定ですが、ENEOS野球部同様に引き続きご声援をいただけると有難く存じます」
(Full-Count編集部)