東京Dでボールが消える珍事 打球が天井の隙間から落下せず…二塁打認定に球場ざわつく

右中間方面への“特高”飛球で
■巨人 ー 中日(1日・東京ドーム)
中日のジェイソン・ボスラー内野手は1日、東京ドームでの巨人戦に「4番・一塁」で出場した。6回の第3打席で放った打球が天井に消える珍事が発生した。“球場ルール”で二塁打と判定された。
6回先頭のボスラーが右中間方向へ放った打球は高く舞い上がり、東京ドームの天井の隙間に入り込み、落ちてこなかった。右翼手の中山は両手を広げてポカン。中堅手の若林も不思議そうに天井を見上げていた。二塁に到達したボスラーも苦笑いだった。
球場はどよめきに包まれ、マウンド付近に審判団が集まって協議。二塁打と判定され、プレーは再開。結局、中日は無得点だった。