西武、佐々木健に戦力外通告 計12人目…2023年TJ手術→今季15登板も防御率5.02

西武・佐々木健【写真提供:産経新聞社】
西武・佐々木健【写真提供:産経新聞社】

TJ経て支配下復帰も「貢献できず申し訳ない」

 西武は2日、佐々木健投手に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。今季は15試合に登板し、0勝3敗1ホールド、防御率5.02だった。

 球団を通じ「リハビリから野球ができるまでになって、非常にモチベーション高く始まった1年でした。ここまでチームに貢献できなかった分、今季に懸ける思いはとても強かったのですが、1年間終わったときに、やりきれなかった気持ちがあります」とコメント。「こういう結果になってしまい、育成期間中もたくさんの人が支えてくれたので、その方たちへの恩返しができず、申し訳なく悔しい気持ちです。チームに貢献できず申し訳ないです。今後については未定です」としている。

 29歳の佐々木は、青森県立木造高から富士大、NTT東日本を経て2020年ドラフト2位で入団。2022年に37試合に登板し、3勝0敗5ホールド、防御率3.03と結果を残した。しかし2023年8月に左肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、同年オフに育成契約となった。今年6月に支配下復帰を果たしていた。

 西武は1日、渡部健人内野手、平井克典投手、水上由伸投手、大曲錬投手、井上広輝投手、古賀輝希内野手、野村和輝内野手、川野涼太内野手、松原聖弥外野手、モンテル外野手、奥村光一外野手の11選手に来季の選手契約を締結しない旨を伝えたと発表していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY