佐々木朗希、“胴上げ投手” 最速163キロに本拠地騒然…100マイル超連発、PSデビューで圧倒

100マイル以上を6球…1回無安打無失点
【MLB】ドジャース 8ー4 レッズ(日本時間2日・ロサンゼルス)
ドジャース・佐々木朗希投手が1日(日本時間2日)、本拠地レッズとのワイルドカードシリーズ第2戦に9回から救援登板した。自身初のポストシーズン登板に、ドジャースタジアムは大歓声。1回無安打無失点、2奪三振で“胴上げ投手”になった。
8-2と大量リードしながら8回に2点を追い上げられる嫌な展開。マウンドに上がったのは“守護神”佐々木だった。試合序盤から壁当てなどを行い準備をしていたが、4点差の9回から登場。初球に100.7マイル(約162キロ)を投じて場内も騒然とした。
先頭のスティールをカウント1-2からの4球目、スプリットで空振り三振に仕留めると、続くラックスも4球目のスプリットで三振に仕留めた。ヘイズは2球で追い込みながらもロートベットが落球するまさかのプレーがあったが、最後は遊直でゲームセット。危なげない投球でポストシーズンデビューを果たした。最速101.4マイル(約163.1キロ)を計測し、100マイル(約161キロ)以上を6球投げ込んだ。
佐々木は5月中旬に右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入り。8先発して1勝1敗、防御率4.72だった。その後は8月からマイナーで実戦復帰。9月24日(同25日)にメジャー再合流を果たした。再昇格後は救援として起用され、2試合で被安打1、4三振を記録している。