SSKがウルトラマンとコラボ シャツデザインを発表…赤青の2色、広島3選手も着用

ピースベースボールシャツを着用した矢野雅哉、栗林良吏、秋山翔吾(左から)【写真提供:エスエスケイ】
ピースベースボールシャツを着用した矢野雅哉、栗林良吏、秋山翔吾(左から)【写真提供:エスエスケイ】

売り上げの一部はウルトラマン基金に寄付

 株式会社SSK(エスエスケイ)は3日、ウルトラマンとコラボレーションしたピースベースボールシャツを発表した。同社が展開するhummel(ヒュンメル)も含めた3者のコラボで、売り上げの一部はウルトラマン基金に寄付され、被災地や難病の子どものために活用される。

 同社はスポーツ・コ・クリエーション活動の取り組みの一つとして、広島と長崎の中学生の試合でスタートした「HiFA 平和記念 Balcom BMW PEACE MATCH」のエキップメントパートナーを務めている。今回はウルトラマンとのコラボに合わせ、より広く発信するためにSSKも加わった3者コラボとなった。

 今回のピースユニホームは、「PEACE FOREVER」をコンセプトにレッドとブルーの2色を展開。やわらかいタッチのイラストで、折り鶴や鳩、デイジーなどの平和をモチーフをシャツの前面に散りばめ、背面にはピースマッチのメッセージ「SHARE THE PEACE」とプリント。ウルトラマンやバルタン星人、ピグモンなどの怪獣も配置された。

 同社とアドバイザリー契約を結び、広島に所属する3選手もコメントも平和についての思いを語った。矢野雅哉内野手は「広島に来てカープがどれだけ市民の人たちに愛されているかを感じますし、平和っていう言葉をどれだけ大事なのかっていうことも、広島に来て深く知ることが出来ました。野球が普通にできることが幸せなことだと感じています」とコメントした。

 栗林良吏投手は「広島に来てからは家族で原爆ドームや平和記念資料館を訪れたりもしていますし、平和について考えたり触れたりする機会は多いですね。80年前に起きたことを忘れずに、学び広げていくことで、繰り返し起きないようになると思う」と話した。

 秋山翔吾外野手は「今年のピースナイターでは86番のユニホームを着用しました。広島において特別な意味を持つ86という数字を背中に背負うことがどういうことを意味するのかを意識しました。子どもたちは8月6日が登校日で平和学習をしています。戦争や原爆がいかに悲惨で凄惨なものだったかを知って、2度と起こしたくないという気持ちになるというのは、ここじゃないとできない貴重な体験になっていると思います。平和だからこそ野球を、スポーツを楽しめることへの感謝を胸にプレーし続けたい」とコメントした。

【画像】SSKがウルトラマンとコラボ! 発表されたシャツ2種類の詳細写真

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