大谷翔平は「本当に厄介」 敵将は警戒心MAX…5回ノーノー苦戦も「必ずプラス」

フィリーズのトムソン監督【写真:荒川祐史】
フィリーズのトムソン監督【写真:荒川祐史】

トムソン監督「経験は必ず役に立つ」

 フィリーズのロブ・トムソン監督が3日(日本時間4日)、ドジャースとの地区シリーズ前に記者会見に臨み、ドジャースの大谷翔平投手に警戒心を強めた。大谷は4日(同5日)の第1戦で投打同時出場する。「本当に厄介な相手だ」と語った。

 投手・大谷には9月16日(同17日)に敵地で対戦。5回5奪三振、無安打無失点に完全に封じられた。「数週間は、おそらく今シーズンで彼のベストだったと思う。本当に素晴らしかった。パワーとコマンド(制球)を両立している投球で、とても良かった。速球は98、99マイルは出ていたし、変化球も平均を大きく上回る出来だった」と高く評価。「彼はそういう投球をしてくる。本当に厄介な相手になる」と語った。

 ただ、やられっぱなしでは終われない。「実際に相手を見ることは必ずプラスになる。相手を繰り返し見れば、調整や修正ができるようになる。経験は必ず役に立つ」と自信をのぞかせ、「どの投手が相手でも先発をできるだけ早くマウンドから下ろすことが基本の方針だ。ストライクゾーンに集中し、球数を重ねることを狙う」と攻略を誓った。

(Full-Count編集部)

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