打者ぼう然の104cm急変化…佐々木朗希は「本当にクレイジー」 LA驚愕の“魔球”

ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】
ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】

佐々木はPOデビュー戦で1回無失点2Kの快投

 ドジャース・佐々木朗希投手が1日(日本時間2日)、本拠地レッズとのワイルドカードシリーズ第2戦に9回から救援登板。1回無安打無失点、2奪三振の鮮烈なポストシーズンデビューを飾った。唸りを上げた剛球と同時に、“魔球”の衝撃変化にLAメディアも驚いている。

 佐々木は8-4の4点リードの最終回に登板。初球から100.7マイル(約162キロ)を投じると、先頭のスティールをカウント1-2からの4球目のスプリットで空振り三振に仕留めた。続くラックスも3球で追い込み、再び伝家の宝刀スプリットで三振斬り。最後はヘイズを遊直でゲームセットとした。

 ドジャース専門サイト「ドジャース・ビート」は一夜明け自社X(旧ツイッター)を更新。「これは本当にロウキ・ササキのクレイジーな投球だ」としたのが、ラックスに投じたスプリッターだった。「ラックスは腰の高さにボールが来たと思ったのに、そこにはもうなかった。どれだけ空振りしたか見てみてくれ」とし、打者の手前まではストライクゾーンの軌道にあった球が、一瞬にして急落している様子をコマ送りで紹介した。

 MLB公式の「ベースボール・サバント」によると、89.3マイル(約143.7キロ)のスピードから41インチ(約104センチ)の落下幅を示した1球だった。メジャー1年目は苦戦の日々を過ごし、故障にも悩んだ逸材が、大舞台で真価を発揮しつつある。

【実際の様子】「これは本当にクレイジー」 佐々木朗希の“魔球”にLA注目

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