大谷翔平が107年ぶりに塗り替えるMLB史 ルースの領域…投打二刀流で“史上初”達成へ

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ポストシーズン初の投打二刀流で出場

 ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われるフィリーズとの地区シリーズ第1戦でポストシーズン初めて投打同時出場する。またしても“野球の神様”以来の記録を残すことになる。

 大谷は前日の3日(同4日)の記者会見で、投手として初のポストシーズンに先発することを「もちろん緊張することもあるかとは思いますけど、シーズンこれまで勝ってきて、明日またプレーできる喜びを感じてます」とコメント。フィラデルフィアの印象を問われると「野球に対しては熱量は高い」「あとはチーズステーキがすごく美味しい」とジョークを飛ばし、報道陣を笑わていた。

 MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)に「もしもオオタニが明日、シーズンのほぼ全試合や過去2か月のすべての試合と同様にリードオフ(1番打者)を務めるなら…彼はポストシーズンの試合でリードオフを務める初の先発投手となるでしょう」と投稿し、新たな歴史を刻むことを紹介した。

 さらに「ポストシーズンで8番または9番以外の打順で打った唯一の先発投手」として、1918年ワールドシリーズ第4戦にベーブ・ルースが「6番・投手」として出場していたことを挙げた。同年のルースは打者としてリーグ最多の11本塁打を放ち、投手としては13勝をマーク。大谷が現れるまで長くメジャー唯一の「2桁勝利&2桁本塁打」の記録だった。またしても、大谷が同年のルース以来の歴史を刻もうとしている。

(Full-Count編集部)

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