大谷翔平は「球界への莫大な恩恵」 PS投手デビュー…指揮官が強調「前例のないことを」

試合前、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合前、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

フィリーズとの地区シリーズで二刀流デビュー

【MLB】フィリーズ ー ドジャース(日本時間5日・フィラデルフィア)

 ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地でフィリーズと地区シリーズ第1戦を戦う。試合前にはデーブ・ロバーツ監督が取材に応じ、大谷翔平投手について言及。「前例のないことを彼が本当にやっているのだと(自分が)味わうために時間を取ることになる」と話した。

 この日、大谷は「1番・投手兼指名打者」でポストシーズンで二刀流デビューする。レッズとのワイルドカードシリーズでは第1戦でPS初の1試合2本塁打をマーク。初回に1号先頭打者弾、6回に2号2ランを放った。第2戦では6回に右前適時打を放ち、2連勝突破に貢献。ここまでポストシーズンは9打数3安打の打率.333、2本塁打、4打点となっている。

 右肘手術から復帰した今季は14試合登板して1勝1敗、防御率2.87。フィリーズとは9月16日(同17日)に本拠地で対戦し、5回5奪三振、無安打無失点に封じた。

 指揮官は続けて「我々球団のために彼は多大なことをやってくれているし、それ以上のことを球界のためにやっている」と感謝。「彼はとにかく、人々にとって必見の選手であり、見たいと思える選手だ。ただただ球界への莫大な恩恵だ」と語った。

(Full-Count編集部)

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