ロッテ、サブロー氏の監督就任を発表 吉井監督が5日に退任…「日本一にするという大きな夢」

2023年から2軍監督、今季6月から1軍ヘッドコーチに
ロッテは5日、サブロー(大村三郎)1軍ヘッドコーチの1軍監督就任が決まったことを発表した。球団はこの日のシーズン最終戦前、吉井理人監督が退任することを報告していた。
吉井監督の就任1年目、2023年には2位に入った。昨季も3位で2年連続のAクラス入りとなったが、今季はシーズン序盤から低迷し、2017年以来8年ぶり最下位となった。最終戦開始前に吉井監督の退任が決定。最終戦セレモニーでは、涙ながらに謝罪する場面があった。
サブロー氏は球団を通じて「2016年 引退試合のスピーチで、マリーンズを日本一の球団にするという夢があると語らせていただきました。この愛するチームを日本一にするという大きな夢の実現のために勇往邁進してまいります。そして私がつけさせていただいている背番号『86』は、現役時代に指導いただいた山本功児監督の番号です。功児さんのように熱く指揮を執っていければと思います」とコメントした。
サブロー氏は1994年ドラフト1位指名でロッテに入団。巨人時代を含めてNPB通算22年間で1782試合に出場し、1363安打、打率.265、127本塁打655打点、78盗塁を記録している。2005年にはチームの日本一に貢献した。現役引退後は球団のスペシャルアシスタントに就任。その後は楽天のファームディレクターを務め、2023年からロッテ2軍監督を務めた。今季は6月から1軍ヘッドコーチに配置転換されている。
(Full-Count編集部)