“理不尽”な投手・大谷翔平との対戦 審判カメラで判明…米ドン引き「どうやって打つんだ…」

強力フィリーズ打線を6回3安打3失点9Kの好投
【MLB】フィリーズ ー ドジャース(日本時間5日・フィラデルフィア)
ドジャース・大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、フィリーズとの地区シリーズ第1戦に「1番・投手」で投打同時出場。ポストシーズン初登板を6回9奪三振3安打3失点にまとめ、チームが逆転して白星を手にした。米メディアは中継とは異なる特別映像を公開。大谷との対戦がいかに“理不尽”なのか紹介した。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の番組「B/R Walk-Off」の公式X(旧ツイッター)は「ショウヘイ・オオタニとの対戦は冗談だろ」と綴り、困惑する絵文字を添えて投稿したのが、審判カメラから捉えた大谷の投球映像だった。2回のブライソン・ストット内野手との対戦にフォーカスしている。
「ショウヘイ・オオタニとの対戦はどのようなものか」とし、中継映像と審判カメラを分割して投稿。カウント1-0から2球目に99マイル(約159.3キロ)のフォーシームで見逃し、次は77.9マイル(約125.3キロ)のカーブで2ストライクに追い込んだ。そして4球目には高めに99.3マイル(約159.8キロ)のフォーシームで空振り三振。緩急を完璧に使い分けてのピッチングだった。
唸りを上げた剛速球が来たかと思えば、球速差34キロの変化球で完全に打撃が崩されている。「Wow……あまりに球が速すぎる」「どうやって打つんだよ」「いかにベースボールが難しいスポーツかを示してる」「99マイルの球がゾーンの真ん中に飛んできたのを見た後で、78マイルのカーブにタイミングを合わせるなんて絶対に無理だ」「ベースボールが簡単と思ってるやつに見せてやりたいね」と米ファンもお手上げ模様だ。