大谷翔平だけが実現できた“光景”「クレイジーだ」 ありえない対決に米驚愕「信じられない」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

55発の大谷が56発のシュワーバーと“投打”で対決

【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間5日・フィラデルフィア)

 ドジャースの大谷翔平投手とフィリーズのカイル・シュワーバー外野手の対戦に米メディアも熱視線を送った。大谷は4日(日本時間5日)、フィリーズとの地区シリーズ第1戦に「1番・投手」で投打同時出場。ナ・リーグの本塁打王を争った2人が投打で対決する場面に米のデータ分析会社も注目した。

 大事な第1戦の先発マウンドを託された大谷はシュワーバーと3度対戦。初回の対戦では2ストライク2ボールから内角に投じた99マイル(約159.3キロ)の速球を豪快に振り抜かれるも、スタンドまでは届かず右飛。3回1死の第2打席は空振り三振。5回2死一、二塁の第3打席ではカーブで2打席連続の空振り三振に仕留めた。

 米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は公式X(旧ツイッター)で、5回に大谷がシュワーバーから三振を奪った場面とともに「55本塁打を放った男が、56本塁打を放った男を三振に仕留めるなんて、本当にクレイジー」と投稿。ナ・リーグ本塁打王を封じた大谷を称賛した。

 メジャー史に刻まれる対戦にファンも興奮。「こんなことは野球の歴史上いまだかつて起きたことがない。100年以上さかのぼっても」「オオタニのあと、私たちの生きているうちに再び見ることはないかもしれない」「信じられない」「凄すぎる」「彼はユニコーン」「クレイジーだ!」「議論はもう終わりだ! ショウヘイが2025年ナ・リーグのMVPだ」などのコメントがSNSに飛び交い、盛り上がりを見せた。

 この日、大谷は打者としては4打数無安打、4三振1四球だったが、投手としては6回9奪三振3安打3失点の好投。ポストシーズン初勝利をあげチームの逆転勝利に貢献した。

【実際の投稿】「クレイジーだ」大谷翔平だから実現した“対決”に米ファン驚き

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