山本由伸、園田通訳に“感謝” 異例の転身、通訳2年目…称えた「影での努力」

会見に出席したドジャース・山本由伸(左)と園田芳大通訳【写真:真柴健】
会見に出席したドジャース・山本由伸(左)と園田芳大通訳【写真:真柴健】

園田氏は2003年からNYを拠点に生活、映画関連会社に勤務

【MLB】フィリーズ ー ドジャース(日本時間7日・フィラデルフィア)

 ドジャース・山本由伸投手は6日(日本時間7日)、敵地フィラデルフィアでの地区シリーズ第2戦前に会見に登場。昨年から通訳を務める園田芳大(そのだ・よしひろ)氏を称える場面があった。

 園田氏は昨年からメジャーで初の通訳を務めている。その相手が山本だった。熊本県出身。米国ではボストン、オクラホマシティなどを転々とし、2003年からニューヨークを拠点に生活。映画関連会社に勤務し、「メン・イン・ブラック」などハリウッド映画の制作に関わった。2023年5月の映画界のストライキを機に「ワッサーマン・メディア・グループ」の通訳募集面接を受け、野球界に“転身”した。

 山本からは公の場でも“いじられる”など良好な関係を築いているが、当初は不慣れな通訳の仕事に戸惑いも感じられた。しかしこの2年間で確実にステップアップしている。山本は「やっぱりこう影での努力と言いますか。そういったのは、ここ普段感じるほどすごくされてるなと思います」と感銘を受けた様子だ。

「園さんが45の時ですかね、46? 去年野球業界にすごい大きな決断だったと思いますし。やっぱりその覚悟が日頃の努力からすごく感じられるなと。純粋さだったり、素直さだったり。そういったのがすごくある方なのですごく素敵だなと思ってます」と白い歯を見せ、会見場にも笑顔が広がった。

(Full-Count編集部)

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