鷹・元ドラ1風間球打が2度目戦力外「申し訳ない」 高3で157キロも…イップスに苦悩

昨オフに育成契約も…入団4年で1軍登板なし
ソフトバンクの風間球打投手が7日、みずほPayPayドーム内の球団事務所を訪れ、来季の契約を結ばない旨を伝えられた。2021年ドラフト1位で入団した剛腕は2度目の戦力外通告となった。「本当に申し訳ないなっていう気持ちでいっぱいです」などと話した。
風間は秋田・ノースアジア大明桜高から2021年ドラフト1位で入団するも、怪我に泣かされ、入団4年間で1軍登板を果たすことができなかった。昨オフに戦力構想外となり育成契約を結んだが、イップス症状にも苦しめられ、2度目の戦力外通告を受けた。
高校3年時に最速157キロをマークし、高校ナンバーワン投手として一躍注目を集めた。入団時には背番号1を用意されるなど、大きな期待がかけられたが、制球難や故障、イップスの症状にも悩まされ、1軍登板はゼロに終わった。
戦力外を通達され、「ドラフト1位で取ってもらったっていうことはすごいありがたいことなんですけど、それに対して応えれなかったっていうのは本当に申し訳ないなっていう気持ちでいっぱいです」と後悔を滲ませた。現役については続行する意欲を見せ、社会人にも視野を広げて検討する。
(Full-Count編集部)