佐々木朗希は「ゾーンに入っている」 9回託した左腕が感服…攻略には「難しさ増した」

べシアは9回途中から登板し佐々木へ繋いだ
【MLB】ドジャース 4ー3 フィリーズ(日本時間7日・フィラデルフィア)
チーム内での信頼感は増すばかりだ。ドジャース・佐々木朗希投手は6日(日本時間7日)、敵地でフィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ第2戦で2試合連続セーブをマークした。1点リードの9回2死一、三塁で佐々木にマウンドを託したアレックス・べシア投手は、佐々木について「ゾーンに入っている」と絶賛した。
ドジャースは3点リードで迎えた9回からマウンドにあがったブレイク・トライネン投手が大誤算。1死も取れずに2失点した。急遽、マウンドにあがったべシアは味方の好守備もあってなんとか2死を奪った。一、三塁で首位打者のトレイ・ターナー内野手を迎えたところで、佐々木にマウンドを託した。
佐々木はワンボールからの2球目、内角へ99.3マイル(約159.8キロ)のフォーシームで二ゴロに仕留めて、チームは2連勝を飾った。べシアは自身の投球を振り返ったあと、「ロウキの登板は、素晴らしかった」と続けた。
「対戦相手にとって随分と難しさが増した。グレートな活躍だ。彼はゾーンに入っている。私や他のチームメートに質問をしてくることはあまりないけど、彼はいいルーティンを持っている。波に乗っているね」
今季、レギュラーシーズンで5セーブを挙げており、重圧を知る29歳左腕。ポストシーズン(PS)でも既に3ホールドをあげており、べシアから佐々木へと繋ぐ場面はこれからも見ることができそうだ。
(Full-Count編集部)