佐々木朗希が「守護神だ。他に選択肢はない」 LA記者は断言…「最大の勝負どころで結果を」

9回に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
9回に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

首位打者ターナーをニゴロに封じた

【MLB】ドジャース 4ー3 フィリーズ(日本時間7日・フィラデルフィア)

 まさに救世主の働きだった。ドジャース・佐々木朗希投手は6日(日本時間7日)、敵地フィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ第2戦の9回から緊急登板。首位打者トレイ・ターナー内野手を抑えて2試合連続セーブを挙げた。LA記者は「最大の勝負どころで結果を残した」と惜しみない称賛を送っている。

 ドジャースは9回、3点差のリードがあったもののブレイク・トライネン投手が1死も取れずに2失点した。代わったアレックス・ベシア投手がどうにか2アウトまで取ると、右打者ターナーの場面で佐々木が起用された。地区シリーズ第1戦に続く、セーブ機会でのマウンドになった。

 初球は内角へのスプリットがボール。そして2球目だった。内角に99.3マイル(約159.8キロ)のフォーシームを投げ込み、ターナーが打ち返したものの二塁のトミー・エドマン内野手が捕球。やや送球が逸れたが、フレディ・フリーマン内野手の見事なスクープで最後のアウトを奪った。

 1点差に迫られ、流れは完全にフィリーズにあった。その中で9月からリリーフの準備を始めた佐々木が見事に結果を出している。地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「ロウキ・ササキがドジャースの守護神だ。他に選択肢はない」と断言。「ササキは1点リードの9回、2死一、二塁のピンチでナ・リーグ首位打者トレイ・ターナーを打ち取り、ドジャースを救った。23歳にして、最大の勝負どころで結果を残した」と大絶賛だった。

(Full-Count編集部)

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