佐々木朗希、MLB史上初の“偉業”達成 守護神爆誕…ブルペン炎上で生まれたレア記録

地区シリーズ第1戦に続く2セーブ目
【MLB】ドジャース 4ー3 フィリーズ(日本時間7日・フィラデルフィア)
ドジャース・佐々木朗希投手は6日(日本時間7日)、敵地フィラデルフィアで行われたフィリーズとの地区シリーズ2回戦の9回から緊急登板。2球で試合を締め、2試合連続セーブを挙げた。米スポーツメディアによると、“史上初”の記録を樹立したことが分かった。
ドジャースは9回、3点リードがあったもののトライネン投手が1死も取れずに2失点KO。ベシアが2アウトまで取り、首位打者ターナーの場面で佐々木が登板した。2球目に99.3マイル(約159.8キロ)のフォーシームを内角へ投げ込み、ニゴロに。見事な火消しで最後のアウトを奪った。
データに特化した米スポーツメディア「オプタ・スタッツ」は試合後に公式X(旧ツイッター)を更新。「1969年にセーブが公式記録となって以来、ドジャースのロウキ・ササキはMLBの投手として初めて、キャリアで最初の2つのセーブ(レギュラーシーズンまたはポストシーズン)をどちらもポストシーズンで記録した唯一の投手だ」と投稿した。
当たり前だが、舞台が大きくなればなるほど経験値や実績が少ない選手が最後を締めくくることは当然少ない。しかし、ドジャースは佐々木がメジャーに合流する前からブルペンが壊滅状態で信頼できる投手があまりいなかった。そうした状況で佐々木が“救世主”として台頭し、史上初の記録が生まれることになった。
(Full-Count編集部)