ジャッジ、起死回生の同点3ラン NY熱狂…最大5点差を驚異の追い上げ、崖っぷちヤ軍救う

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ポストシーズン通算17号…左翼ポールに直撃する3ラン

【MLB】ヤンキース ー ブルージェイズ(日本時間8日・ニューヨーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたブルージェイズとの地区シリーズ第3戦で今ポストシーズン初本塁打を放った。試合を振り出しに戻す同点3ランに、ニューヨークは狂喜乱舞した。

 スターが本領発揮した。3-6で迎えた4回1死一、二塁でジャッジに打席が回った。2球で追い込まれたが、右腕バーランドの内角のボール球を振り抜いた。打球は左翼ポール際へ飛び、切れるかと思われたがポールに直撃。起死回生の一発に場内は大歓声に包まれた。

 打球速度103.1マイル(約165.9キロ)、飛距離373フィート(約113.7メートル)、角度35度の一発。ジャッジも打球の行方を見守り、ポールに当たった瞬間にバットを放り投げて満面の笑みを浮かべた。これで今ポストシーズンは21打数11安打、打率.524、1本塁打、6打点、OPS1.345の圧倒的数字が並ぶ。

 今季は右肘の故障でレギュラーシーズン10試合を欠場したが、打率.331で初の首位打者を獲得。53本塁打、114打点はともにリーグ2位だった。OPS1.114はメジャートップ。主砲のバットで2年連続のワールドシリーズを目指したヤンキースだったが、投手陣が炎上してシリーズ2連敗。崖っぷちに追い込まれていた。スーパースターが、チームを救えるだろうか。

【実際の動画】打球は切れずにポールに直撃… NYが沸いたジャッジの起死回生の特大3ラン

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