トライネンが失いつつある信頼 ド軍監督が明かした“疑念”「素晴らしい経歴あるが…」

ロバーツ監督が第3戦の前日会見に臨んだ
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が7日(日本時間8日)、ドジャースタジアムで会見に臨み、ナ・リーグ地区シリーズ第3戦へ向けて意気込みなどを語った。6日(同7日)の第2戦で“炎上”したブレイク・トライネン投手については複雑な胸中を語った。
第2戦、ドジャースは4-1のスコアで迎えた9回からマウンドにトライネンが上がったが、1死も取れずに3安打を浴びて2失点した。その後、アレックス・ベシア投手、佐々木朗希投手がマウンドを引き継ぎ、なんとかリードを死守して勝利を手にした。
37歳右腕は昨季のポストシーズンでは9試合に登板して2勝負けなし、2ホールド、3セーブの防御率2.19で世界一に貢献した。今季はレギュラーシーズン終盤に入り、9月は12試合で1勝5敗、防御率9.64と大事な時期に安定さを欠いている。
6日(同7日)の登板までのポストシーズン2登板では無失点。投球内容に波が目立つ。ロバーツ監督は「昨日の試合前までは、彼にはある程度勢いがあったと思う。選手がどういう雰囲気を持っているかは、私にとっては大事なこと。だから、(昨日は)間違いなく違う様子だった。重要な場面での登板において彼には素晴らしい経歴があるが、強みが昨日は見られなかった。私は何度もそれ(強み)を今までに見てきたのだが……」と失意を示した。今後の起用方法に頭を悩ますことになりそうだ。
(Full-Count編集部)