佐藤輝明の「HR技術を覚えた1本」 掛布氏が来季躍動も断言…9・10月のベストプレー

ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」で選ぶ「DIDアワード」3候補
クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージへ向け、熱い戦いへの準備を進める阪神。ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」が開催している「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」は7日、注目の9・10月度ノミネートプレーを発表した。
DIDアワードとは、その月のホームゲームで最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める“ミスター・タイガース”こと掛布雅之氏とファンの投票により選んでいく。掛布氏は9、10月の阪神の戦いぶりに「あれだけ早く優勝を決めると気持ちが緩む部分もあるかと思ったが、甲子園での最終戦で佐藤輝のホームランを見て大丈夫だと思った。村上のピッチングもですね。優勝してからもいい戦い方ができた」と評価した。
9・10月度の受賞候補としてノミネートされたのは、以下の3選手のプレー。チームの“顔”が甲子園で躍動した。
○9月5日の広島戦 大山悠輔内野手の勝ち越し満塁ホームラン
初回無死満塁、大山は森翔平投手の初球を振り抜いた。打球は高い放物線を描いてファンが待つ左翼席に飛び込んだ。掛布氏は「四球を出したくない。初球にストライクがくるであろう、と。狙って完璧に打ったと思う。バッターとして、とてつもなく気持ちのいいホームラン」と絶賛した。
○10月2日のヤクルト戦 佐藤輝明内野手の40号&100打点達成
5回の第3打席で青柳晃洋投手の初球を捉えて自己最多の40号に到達した。第1打席では犠飛を放ち100打点に乗せていた。レギュラーシーズン最終戦で達成した快挙について、掛布氏は「初球ど真ん中のストレートですけど、自分の気持ちの中で最終戦で1本のホームランを打つという意識を持って試合に臨んでいる。甘い球をこれだけ完璧に上げられる。これは佐藤(輝)がホームランを打つ技術を覚えた1本ではないかと。来年につながる1本になったと思います」と来季の爆発も予言した。
○10月2日のヤクルト戦 村上頌樹投手の投手3冠を決める好投
先発した村上は7回5安打、8奪三振で2失点の力投で14勝目をマーク。DeNAの東克樹投手に並ぶ最多勝を手にした。27歳右腕は、この試合で最高勝率(.778)、最多奪三振(144)の“3冠”も手中に収めた。掛布氏は「最多勝をかけてマウンドにあがるという成績を残していたことがすごい。才木があがってもおかしくなかったわけですから。コントロールと低めのストレートのキレが戻りましたね。キレで勝負できたシーズンでした」と評価した。
投票は番組公式X(旧ツイッター)を通じて、または「虎バンチャンネル」で公開中のノミネート動画概要欄から応募フォームにアクセスし、上記3つのプレーから受賞にふさわしいと思うものを選ぶだけ。投票締切は10月14日午後11時59分で、結果は後日、掛布氏が発表する。受賞プレーを当てた人から抽選で、受賞選手の直筆サインボールが5人、掛布雅之さんの直筆サイン色紙が5人に贈られる。
【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○ノミネートプレーが発表されたYouTube番組はこちら https://youtu.be/5IICdnPrdOg
○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/
○番組公式X:https://x.com/abc_toraban/status/1975532273199124988