トライネンから佐々木朗希へ…まさかの“予言的中” 贈られた言葉にLA驚き「的を射ていた」

地区シリーズ第1戦後のトライネンの発言が話題
皮肉にも“予言”が的中した形になった。ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地フィラデルフィアで行われたフィリーズとの地区シリーズ2回戦に4-3で勝利した。最後は佐々木朗希投手が締めて連勝したものの、3安打2失点KOのブレイク・トライネン投手の状態が危惧される事態になった。そんな中、10月上旬にトライネンが発した言葉にLAメディアが注目している。
トライネンは3点リードの9回から登板。1日(同2日)のワイルドカード第2戦以来のマウンドになった。しかし先頭から連打を浴び、カステヤノスに二塁打を許して1点差に迫られた。1死も取れぬまま降板することになった。
結果的にアレックス・ベシア、佐々木の奮闘もあって試合に勝利したが、トライネンと起用したデーブ・ロバーツ監督には批判の声が寄せられた。すると、地元メディア「ドジャース・ネーション」は試合後に公式X(旧ツイッター)を更新。「ブレイク・トライネンは最近、ロウキ・ササキのことを『ドジャース救援陣にとっての“神の恵み”』」と表現した。その言葉は、まさに的を射ていた」と紹介した。
地区シリーズ第1戦、佐々木は2点リードの9回に自身初のセーブシチュエーションで登板。1回1安打無失点1奪三振で初セーブを挙げた。試合後のクラブハウス、トライネンは「彼が戻ってきてから見せているピッチングは、まさに僕らにとって“神の恵み”のようだ」と話し、「自信にあふれ、支配力のある投球。僕らはいま、ロウキ・ササキという投手の本当の姿を見ているんだ」と絶賛していた。
その2日後、“戦犯”になりかけていたトライネンを救ったのが他でもない佐々木だった。同メディアが改めて引用したことで米ファンも注目。「間違いないね」「ロウキは救世主だ。キミの言う通り」「トライネンしっかりして」などと反響が広がった。
ロバーツ監督は7日(同8日)、第3戦前日の記者会見で佐々木がセーブ機会で起用する「間違いなく第1に来る選択肢だ」と説明した。9月24日(同25日)のメジャー合流後はリリーフで奮闘している23歳が、間違いなく信頼感を高めている。
(Full-Count編集部)