崖っぷちの一撃は「大谷にはできない」 球界OBが断言…ジャッジだけが成し得た“偉業”

3ランを放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:アフロ】
3ランを放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:アフロ】

プリーサック氏が衝撃

【MLB】ヤンキース 9ー6 ブルージェイズ(日本時間8日・ニューヨーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が7日(日本時間8日)、本拠地ブルージェイズとの地区シリーズ第3戦に「2番・右翼」で出場。3点を追う4回にプレーオフ1号3ランを放った。この一発に元球宴左腕でMLBネットワークのアナリストを務めるダン・プリーサック氏は「オオタニにはできない」と断言した。

 3-6で迎えた4回1死一、二塁。2球で追い込まれたが、右腕バーランドから、豪快な同点3ランを放った。ジャッジが放ったのは内角の99.7マイル(約160.5キロ)のフォーシーム。ストライクから大きく外れた悪球だったが、打球は切れずにポールに当たった。

 とてつもない悪球打ちで試合を振り出しに戻すと、その後ヤンキースは逆転に成功。1勝2敗とした。試合後、プリーサック氏は「4回にヤンキースのジャッジがあの球をどうやって打ったのか、まったく理解できない。ほとんど打席のライン上のボールで……時速100マイルの速球だったのに……」と驚愕していた。

 続けて「あんな球をホームランにできるのは彼だけだ。オオタニにはできない。ローリーにもできない。シュワーバーにもできない。彼だけだ」と55本塁打のドジャース・大谷翔平投手、60本塁打のマリナーズのカル・ローリー捕手、56本塁打を放ったフィリーズのカイル・シュワーバー外野手らの名前を挙げ、“異質さ”を強調した。

(Full-Count編集部)

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