シュワーバーがPS初アーチ 山本由伸から139m特大同点弾…地区S2戦目まで無安打も意地の一発

本塁打を放ったフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:荒川祐史】
本塁打を放ったフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:荒川祐史】

PS初安打が流れを変える同点アーチに

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間9日・ロサンゼルス)

 フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が8日(日本時間9日)、敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第3戦で「2番・指名打者」で出場し、ポストシーズン1号となる同点弾を放った。シュワーバーはPS3試合目で初アーチとなった。

 4回無死で迎えた第2打席、山本由伸投手の155キロの速球を捉えると打球は右翼席に飛び込んだ。打球速度117.2マイル(約188.6キロ)、飛距離455フィート(約138.7メートル)、角度29度の豪快弾にドジャースタジアムは騒然となった。

 シュワーバーはドジャースとの地区シリーズ2戦目まで7打数無安打5三振。この日も第1打席は一ゴロに倒れたが、ポストシーズン初安打が貴重な一発となった。シュワーバーの一発をきっかけに、フィリーズは4回に3点を奪い逆転。ドジャースに傾いていた流れを引き戻した。

 レギュラーシーズンでは56本塁打をマークし、ドジャースの大谷翔平投手を振り切りナ・リーグ本塁打王を獲得。ポストシーズンでは不振が続いていたが、キングの存在感を示す豪快な一発となった。

【実際の映像】本塁打王シュワーバーが山本から特大139メートル弾 実況「あっ、まずい」…ド軍ファンは沈黙

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