大谷翔平に同僚絶句「信じられない」 目撃した“二刀流デビュー”は「ヤバかったね」

打撃練習よりも投球練習を重視「圧倒的に多い」
ドジャースのマックス・マンシー内野手が、ポストシーズンで二刀流デビューを果たした同僚の大谷翔平投手の賛辞を送った。米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に8日(日本時間9日)に出演し、4日(同5日)に行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦での力投を称えた。
試合は敵地フィラデルフィアで行われ、球場の熱狂的な雰囲気にも言及。マンシーは「ヤバかったね。フィラデルフィアでのプレーオフは、球界で最高とも言える雰囲気だ。あそこは信じられない。考えることもままならない」と話し、その異様な熱気の中で登板した大谷の冷静な投球に感心していた。
大谷は2回に3失点を喫したが、3回以降は立ち直って6回3安打3失点、9奪三振と力投。マンシーは「彼はたった1イニング(悪かった)だけだったのに、とてもフラストレーションを感じていたんだ」と舞台裏での姿を明かした。「それでも6回、9奪三振に抑えてくれた。ポストシーズンだと考えると、アンビリバボーな先発登板だよ」と評価した。
続けて「今シーズンのポストシーズンを見てわかると思うけど、先発投手が4イニング以上投げたら(合格)だ。ポストシーズンでのQSは先発が4イニング投げることだ」と語り、アウェイの空気の中で崩れず6回を投げ切った大谷の投球を「アンビリバボーだった」と繰り返した。
また、大谷について「彼はピッチングが本当に好きなんだ」と言及。打撃練習よりも「投球練習の方が圧倒的に多くの時間を費やす。彼にとってピッチングが全てなんだ」と投球への情熱にも触れた。大舞台での活躍は必然だったことを強調し、その力投を称えた。
(Full-Count編集部)