美女チアが“病みつき”の「ほかでは味わえない経験」 強く惹かれたおもてなしの姿勢

「M☆Splash!!」のMIKUさんが大切にする「向上心を持ち続ける」
パ・リーグ6球団のチアチーム、パフォーマンスチームの2026年度の新メンバー募集が続々と開始する今、パ・リーグインサイトでは現在各球団のパフォーマーとして活躍するメンバーにインタビュー。オーディションを経て、メンバーの一員となった先にはどんな景色が待っているのか。また活動を通して芽生えた想いとは。今回は、ロッテ公式チアパフォーマー「M☆Splash!!(エムスプラッシュ)」MIKUさんが登場。今季で在籍2年目、ルーキー時代に感じた苦悩や「M☆Splash!!」として活動するうえで大切にしていることなどを聞いた。
今年で結成22年目となるM☆Splash!!は、ファンと共にマリーンズを応援し、グラウンド内などでのダンスパフォーマンスや演出への出演を通して球場を盛り上げるチアパフォーマー。23人で活動した2025年度は、個々の高いダンススキルからなるパワフルで息のあったパフォーマンスで、マリーンズホームゲームのZOZOマリンスタジアムを大いに盛り上げた。
MIKUさんはなぜオーディションを受験したのか。「幼い頃から始めたチアダンスを仕事にしたいと思ったときから、目標にしていたのがプロ野球のチアパフォーマーでした。なかでもM☆Splash!!はパフォーマンスのキレや完成度が高かったこと、またMCやおもてなしの姿勢にも強く惹かれ、オーディション受験を決めました」。
2024年度オーディションで合格、メンバー入りを果たし実際に活動が始まると「パフォーマーとしての対応力の重要さを痛感した」とMIKUさん。「試合ごとにダンスショーのセットリストやグラウンド内での立ち位置、振付が変わるので想像以上に対応力が求められることに驚きました。また難易度の高いダンスを短時間で振り入れしていくので、最初はレッスンについていくだけで精一杯。同時進行で何曲もの振り付けを覚えるのに本当に苦戦しました」と当時の苦悩を明かすも、「メンバーと支え合えたからこそ乗り越えられました。その経験は今でも忘れられない大切な思い出になっています」と、自身のルーキー時代を振り返った。
現在、M☆Splash!!は2026年度メンバーオーディションのエントリーを受付中。「プロ野球界のパフォーマー」を職業とするMIKUさんに、仕事の醍醐味をうかがうと、「プロ野球という大きな舞台で、何万人ものお客さんに直接エネルギーを届けられることが一番の醍醐味だと感じています。自分たちのパフォーマンスで会場全体が一体となり、歓声や笑顔が広がる瞬間は、ほかでは
味わえない経験だと思います」と話す。
続いてM☆Splash!!として活動するうえで大切にしていることについては「千葉ロッテマリーンズをより多くの人に知ってもらえるよう、パフォーマンスで魅力を伝えること。そして、球場に来てくださった方に『来てよかった』『楽しかった』と思ってもらえるよう、チアスピリッツを持ち、自分自身も楽しみながらおもてなしをすること。さらに、常に良いパフォーマンスをお届けできるよう、向上心を持ち続けること」と話した。
そして、これからメンバーになる方に大切にしてほしいことは「千葉ロッテマリーンズを応援したい、パフォーマンスで球場を盛り上げたい、そして仲間と高め合いながら成長していきたい、という気持ちを大切に活動してくれたらうれしいです」と想いを口にした。M☆Splash!!2026年度メンバーオーディションの募集期間は17日午後11時59分まで。1年に1度しかないこの機会、自身のダンススキルを生かしM☆Splash!!として活動してみたい方はぜひチャレンジを。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)