PS出番なしの“韓国の逸材” 大不振の24歳優遇…韓国メディアがド軍采配にチクリ「右投手なのに」

ドジャースのキム・ヘソン【写真:荒川祐史】
ドジャースのキム・ヘソン【写真:荒川祐史】

ベンチを温める試合が続くキム・ヘソン

 ドジャースのキム・ヘソン内野手は、ここまでポストシーズン出場機会なし。相手チームの左投手の先発が続いたことも影響したとみられるが、8日(日本時間9日)のフィリーズ戦は右投手が先発だったにも関わらず出番がなかったため、韓国メディアは不満げに報じている。

 レギュラーシーズンはマイナースタートだったものの、限られた出番で71試合、打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁、OPS.699と及第点の結果を残したキム。得点圏打率.382と勝負強く、対左投手でも打率.381とよく打った。

 同じ左打者のマイケル・コンフォート外野手がポストシーズンではメンバーから外れているため、出場機会が増えることが期待された。だが、ベンチを温める日々が続き、ここまで出場はない。

 ドジャースが地区シリーズ第2戦でフィリーズを破った6日(日本時間7日)、韓国のスポーツ新聞「スポーツソウル」は「ドジャースがフィリーズに2連勝! キム・ヘソンは『ベンチ要員』」との見出しで報じた。ドジャースの勝利を報じる一方、最後の一文に「一方、キム・ヘソンはこの日もベンチにいた」と付け加えた。

 さらに8日(日本時間9日)フィリーズとの第3戦でドジャースが敗れると、韓国メディア「OSEN」は「5試合連続で先発から外れるキム・ヘソン、ロバーツ監督の視野の外か 右投手なのに打率.059の右打者を先発起用」との見出しで報道。フィリーズの先発が右腕のアーロン・ノラ投手だったことから「キムの先発出場の可能性が予想された」とした上で、右打者でポストシーズン打率1割を切るアンディ・パヘス外野手や、同試合前の時点では打率1割台だったスイッチヒッターのトミー・エドマン内野手が先発に名を連ねたことを指摘した。

(Full-Count編集部)

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