鈴木誠也、衝撃同点弾に雄叫び 怪物の163キロ粉砕、PS3号に敵地騒然…勝者が優勝決定Sへ

ポストシーズン3号を放ったカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
ポストシーズン3号を放ったカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

101.4マイル撃ちはPS史上最速タイ

【MLB】ブルワーズ ー カブス(日本時間12日・ブルワーズ)

 カブス・鈴木誠也外野手が11日(日本時間12日)、敵地で行われたブルワーズとのナ・リーグ地区シリーズ第5戦に「4番・右翼」で出場し、2回の第1打席で3試合ぶりの本塁打を放った。逸材剛腕の新星、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手の101.4マイル(約163.1キロ)を捉えた豪快弾だった。

 大一番で鈴木が快音を響かせた。1点ビハインドの2回先頭で迎えた。この回からマウンドにあがったミジオロウスキーが投じた2球目。低めへの163キロを捉えると、打球は右中間フェンスを越えた。

 鈴木はポストシーズン3号となる豪快弾に雄叫びをあげ、何度も右拳を突き上げた。打球速度105マイル(約169キロ)、飛距離390フィート(約118.9メートル)、角度26度の一撃だった。MLB公式のサラ・ラングス記者のデータによると、計測が始まった2008年以降のポストシーズンの本塁打で“101.4マイル撃ち”は最速タイだったという。
 
 メジャー3年目の今季はレギュラーシーズンでともにキャリアハイとなる32本塁打、103打点を挙げ、主軸として貢献した。ポストシーズンではワイルドカードシリーズも含め、試合前時点で7試合の出場で打率.222、2本塁打、4打点だった。

 この試合に勝ったチームが13日(同14日)から始まるドジャースとの優勝決定シリーズで激突。そこで4勝した球団がワールドシリーズに進出する。

【実際の映像】怪物右腕の163キロ粉砕 鈴木誠也、大一番でぶち込んだ衝撃弾

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