巨人、終戦にあった“緩み”「一つの隙が決めた」 NHK解説が指摘…「怠ってしまった」

延長11回2死無走者から2失点
■DeNA 7ー6 巨人(12日・横浜)
巨人は12日、横浜スタジアムで行われたDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦で、延長11回の末にサヨナラ負けを喫し、2連敗でシリーズ敗退となった。NHKで解説を務めた宮本慎也氏は巨人の守備にあった敗因を指摘した。
巨人は延長11回に1点の勝ち越しに成功。直後の相手の攻撃をゼロで凌げば勝利で第3戦へとつながるはずだった。
その11回は2死まで奪ったが、石上が二塁内野安打で出塁した。その後二盗を決められると、林の左前打で同点に追いつかれた。さらに代打・度会の右前打で一、三塁となると、最後は蝦名の左前へのサヨナラ打が飛び出した。
宮本氏は二盗を許したシーンに言及し、巨人守備陣に苦言。2死となったところで「ちょっとホッとした感じがあった。笑顔がでた……。最後の最後まで、歯を食いしばってやらないといけない。盗塁がノーマークなんてならないんです。あと1人というところから怠ってしまった。一つの隙が決めた」と指摘した。
最後は巨人に「こういうのを経験して、来年強くなるんじゃないですか」とさらなる成長に期待を寄せた。
(Full-Count編集部)