大谷翔平の大不振は「最悪のタイミング」 朗希は評価急騰…MLB公式が指摘した“明暗”

ドジャース・大谷翔平(左)と佐々木朗希【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平(左)と佐々木朗希【写真:荒川祐史】

佐々木朗希は「切り札」も…評価が分かれた日本人

 2年連続のワールドシリーズ制覇を狙うドジャースが、リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)に進出した。MLB公式サイトは12日(日本時間13日)、リーグ優勝決定シリーズに出場した4チームのパワーランキングを掲載。ドジャースは1位にランク付けされたが、地区シリーズで18打数1安打、9三振と苦しい結果に終わった大谷翔平投手は「スランプに陥るには最悪のタイミングを選んでしまった」と指摘されている。

 現在のドジャースは、山本由伸投手、ブレイク・スネル投手ら先発陣が好調を維持。救援陣では佐々木朗希投手が救世主となり「チームを優勝に導くことができるハイレバレッジの切り札が加わった」と称賛されている。打線にもウィル・スミス捕手が戻り、戦力的にはかなり整った状況になった。

 一方で懸念点と指摘されたのが、大谷の不振だ。記事では「今季ドジャースの打線が苦しむときはいつでも、ショウヘイ・オオタニの超人的な活躍を常に頼りにすることができた。しかしオオタニが、シーズン最悪のスランプに陥るには最悪のタイミングを選んでしまった」と言及された。

 同サイトは、大谷は地区シリーズではフィリーズの左投手陣に苦しみ、「頭を振ったり独り言をつぶやいたりする姿が多く見られた。彼にとって特に難しいマッチアップだったのは確かだが、それでもいつものオオタニらしさがまったく見られなかった」と指摘。「ドジャースは、彼の状況が変わることを必要としている」と続けた。攻撃陣の中心である大谷の復調が、LCSを制する鍵になるのは間違いない。

(Full-Count編集部)

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