マリナーズがリーグ優勝決定S初戦に勝利 ローリーが同点弾、投手戦制し初のWS進出に前進

ブルージェイズは打線が2安打と沈黙
【MLB】マリナーズ 3ー1 ブルージェイズ(日本時間13日・トロント)
マリナーズは12日(日本時間13日)、敵地で行われたブルージェイズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に勝利した。6回にローリーの本塁打で追いつくと、ポランコの適時打で逆転。5回まで無得点も、終盤に相手投手陣を攻略すると、4投手の継投で緊迫の投手戦を制した。
先手を取ったのはブルージェイズ。先発のミラーが初回、スプリンガーに初球先頭打者ホームランを打たれ先制を許した。打線は2回以降、相手先発のガウスマンに4イニング連続で3者凡退と封じられたが、6回にローリーがポストシーズン2本目の本塁打を放ち同点。続くロドリゲスが四球と暴投で二塁に進むと、4番ポランコが左前適時打。2死走者なしからガウスマンを攻略し一気に逆転した。
ミラーは初回こそ1本塁打に2四球と不安定だったが、2回以降はテンポよく相手打線を封じた。3回から6回までは安打を許さず、6回76球を投げて2安打3奪三振1失点の好投。7回はスパイアー、8回はブラッシュが3者凡退の好リリーフを見せると、9回のムニョスも完璧投球で応えリードを守りきった。
マリナーズは10日(同11日)、タイガースとの延長15回の死闘を制し地区シリーズを突破。そこから敵地のトロントまで移動し試合を迎えたが、主砲の活躍と投手陣の奮闘で接戦を制し、悲願のワールドシリーズ初出場へ前進した。