ド軍がNo.1有望株捕手を外した理由「3人目は必要ない」 手負いの正捕手が本格復帰

会見に出席したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
会見に出席したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督「ウィルが非常に安定しているので、3人目の捕手は必要ないと判断した」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は13日(日本時間14日)、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦前に記者会見を行い、ダルトン・ラッシング捕手を登録から外した理由を明らかにした。

 ウィル・スミスは9月に右手を亀裂骨折。レッズとのワイルドカードシリーズ、フィリーズとの地区シリーズと登録していたが、このポストシーズンは“ぶっつけ本番”だった。

「ウィルが非常に安定しているので、3人目の捕手は必要ないと判断した。代わりに右投手をもう1人入れることで、相手打線の一部に対応できるようにした。ベン(カスパリウス)は昨年ワールドシリーズでも投げているし経験も豊富だ」

 球団No.1の若手有望株と期待された今季は53試合出場して打率.204、4本塁打、24打点にとどまった。ポストシーズンでは8日(同9日)のフィリーズとの地区シリーズ第3戦で代打で1打席に立っただけだった。

 ラッシングに代わって、救援右腕ベン・カスパリウスを登録した。捕手はスミスと28歳のベン・ロートベットの2人体制で臨む。

(Full-Count編集部)

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