佐々木朗希は「泣いていた」 球速低下に苦言→“手のひら返し”で感謝の監督「彼が勢いづけた」

アレックス・ロドリゲスが朗希について質問
【MLB】ブルワーズ ー ドジャース(日本時間14日・ミルウォーキー)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は13日(日本時間14日)、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦前に米放送局「FOXスポーツ」のインタビューに応じ、佐々木朗希投手について語った。
放送席のアレックス・ロドリゲス氏は「ササキについて質問させてください」と話し、「シーズンの大半、怪我と戦っていました。低下した球速が上がって、グレートに見えます。いつから彼を守護神で起用できると思いましたか?」と問いかけた。
これに対しロバーツ監督は「シーズン当初先発として起用したが、壁にぶち当たった。いい活躍が出来なかった。球速が低下して、メカニックにも問題があった。なので、私たちは、健康にすること(に専念させ)、(先発起用を)保留した。皆さんもドジャースタジアムでの(最初の)登板後のことを振り返っていたけど、登板後、とても落胆して涙を流すこともあった」と話した。
リハビリ登板でもなかなか球速が上がらず、ロバーツ監督も苦言を呈していたが、リハビリ登板5試合目を前にフォームを調整し、球速が復活。プレーオフではリリーフとして計5回1/3を無失点に抑えている。指揮官は「ブルペンの事情もあって中継ぎに配置した。重要な場面で起用した。準備ができているように感じていたし、私は彼を信用していた。彼の(おかげで)いい感じになった。彼が(チームを)引っ張って、ブルペンの形勢を変えてくれたんだ」と感謝した。
(Full-Count編集部)