ド軍が必死の継投で先勝 スネルが8回10K、朗希が9回途中降板も…大谷3戦無安打も3四球

ブルワーズ戦に登板したドジャースのブレイク・スネル【写真:荒川祐史】
ブルワーズ戦に登板したドジャースのブレイク・スネル【写真:荒川祐史】

大谷は2打数無安打2四球で打率.138に

【MLB】ドジャース 2ー1 ブルワーズ(日本時間14日・ミルウォーキー)

 ドジャースは13日(日本時間14日)、敵地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に2-1で勝利した。「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平投手は2打数無安打3四球でポストシーズン打率.138。先発のブレイク・スネル投手が8回1安打無失点の好投を披露。9回に登板した佐々木朗希投手が途中降板したものの、何とか逃げ切ってチームは先勝した。

 大谷は、初回先頭はオープナーの左腕アシュビーから四球を選んで出塁。得点にはつながらなかった。3回1死は右腕プリースターに左飛に打ち取られ、5回1死二塁は申告敬遠。続くベッツは二ゴロ併殺打に倒れた。7回1死は一ゴロ。1点リードの9回1死二、三塁は申告敬遠で歩かされたが、続くベッツが押し出し四球。待望の追加点につながった。

 試合は先発の左腕スネルの安定感が際立った。3回、先頭ダービンに中前打を許したが、一塁牽制でアウトに。ポストシーズン自己最多10三振を奪い、二塁を踏ませなかった。このポストシーズンは負けなしの3勝目(通算7勝目)を挙げ、防御率は驚異の0.86となった。

 打線は4回1死満塁、マンシーが中堅後方へ大飛球を放ったが、タッチアップが遅れた三走テオスカー・ヘルナンデスが本塁でアウトに。二走・スミスもアウトとなり、珍しい「中ゴロ併殺打」となった。5回1死一、二塁でもベッツが二ゴロ併殺打。2イニング続けてチャンスを逸したものの、6回1死からフリーマンの右越え1号ソロで先制。試合を優位に進めた。

 9回にはベッツの押し出し四球で2点目を追加。その裏には守護神・佐々木が登板した。しかし、1死からコリンズに四球、バウアーズに中越え二塁打を許し、チョウリオの犠飛で失点。その後イエリッチに四球を与えたところでロバーツ監督が交代を告げた。

 その後はトライネンが2死満塁のピンチを空振り三振で切り抜け、接戦を制した。

 第2戦はドジャースが山本、ブルワーズはリーグ最多17勝を挙げた右腕ペラルタが先発する。

(Full-Count編集部)

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