ド軍を救ってしまった25歳の“行動”「理解できない」 米怒り心頭「最もイライラさせる」

テュラングはカウント1-2から押し出し死球の可能性もあったが…
【MLB】ドジャース 2ー1 ブルワーズ(日本時間14日・ミルウォーキー)
ドジャースは13日(日本時間14日)、敵地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に2-1で勝利した。9回2死満塁のピンチを迎えるも、ブレイク・トライネン投手がブライス・テュラング内野手を空振り三振に仕留めて窮地を脱した。一方でブルワーズファンは同点機を逃した“行動”に「理解できない」「今季最もイライラさせる打席」と怒りを滲ませた。
ドジャースは2-0の9回に佐々木朗希投手を投入するも、中犠飛で1点を返されて2死一、三塁のピンチを迎えた。ここでトライネンを投入。四球で満塁と絶体絶命の窮地となり、続くテュラングの打席だった。
カウント1-2と追い込んでからの4球目、得意のスイーパーが大きく曲がって内角に食い込んだ。場内のファンも押し出し死球を確信した1球だったが、テュラングはボールにのけ反って“回避”。まさかのプレーにブーイングも聴こえてきた。その直後の高めフォーシームにバットが空を切り、九死に一生を得る格好でドジャースが先勝した。
MLB公式X(旧ツイッター)も「ブルワーズは死球で同点にするところまで“ほんの少し”だった」と紹介するなど、テュラングの打席は大いに話題を集めた。もっとも批判的な声が多く、「避けなければ同点だったのに」「反射的に避けるのは理解できるけど、これはちょっと……」「彼は当たるべきだったんだ!」「彼はチームプレーヤーじゃないね」「本当に恥ずかしい」「一体何してるんだ」「自分が見た中でも最低」「Wow」と厳しい声も寄せられている。