ド軍ロバーツ監督が失言を謝罪? 中継で思わず…レジェンドが苦笑「今の言葉は…」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

2003年のワールドシリーズを例え話にすると…

 過去の記憶を呼び起こされたレジェンドが苦笑いを見せた。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は13日(日本時間14日)、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズの試合前に、元ヤンキースのデレク・ジーター氏とテレビ中継で対談。思わぬツッコミを入れられることとなった。

 米放送局「FOXスポーツ」の中継でインタビューを受けたロバーツ監督は、ジーター氏に対し「全部の指にはめられるほど優勝リングを持っている人に言いたくはないんですが、当時ワールドシリーズでマーリンズがヤンキースにしたことと似ています」とコメント。犠打や盗塁などスモールベースボールを駆使した戦術に「こちらのタイミングを狂わそうとするので、我々としては自分たちの野球に専念すればいいだけだと思います」と冷静に語った。

 すると、スタジオのジーター氏は「デーブ、まず、今の言葉、ありがたくないですよ」と釘を刺した。すると、その意図に気づいたロバーツ監督は笑いながら「申し訳ない。デレク、申し訳ない」と恐縮しきりとなった。

 ジーター氏は「おかげで今(スタジオで、2003年当時マーリンズに在籍していた)ドントレル・ウィリスにテレビカメラの後ろからのぞかれる始末ですよ。あなたと10月にお話しするのはこれが最後です。なのでせいぜい頑張って」と皮肉交じりにエールを送った。松井秀喜氏のメジャー1年目として日本のファンにも馴染みがある2003年のワールドシリーズでは、当時常勝だったヤンキースが、ワールドシリーズ2度目の出場だったマーリンズに2勝4敗で敗れている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY