大谷翔平、また打ち立てた史上初 23試合目で生まれた“1”→米記者強調「以上です」

大谷は7回にシリーズ初安打→PS初盗塁もマーク
【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間15日・ミルウォーキー)
また歴史に名前を刻んだ。ドジャース・大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に「1番・指名打者」で先発出場。7回にシリーズ初安打となる適時打を放ち、その後ポストシーズン初盗塁をマークした。米データ会社のグレッグ・ハービー氏によると、二刀流として新たな記録を打ち立てたようだ。
ポストシーズン絶不調に陥っている大谷はこの日も3打数無安打2三振と厳しい数字が並んだ。しかし7回1死三塁だった。左腕アシュビーの内角シンカーを右前に弾き返し、ついに待望の安打を記録した。さらに、フレディ・フリーマン内野手の打席では二盗を成功。ポストシーズン23試合目にして意外にも初となる盗塁も記録した。
この直後にハービー氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「MLBの歴史において、同一ポストシーズンで本塁打を打ち、盗塁を決め、先発投手として登板した選手」を紹介した。「ショウヘイ・オオタニ(2025) 以上です」とし、大谷が初の記録を樹立したと綴った。
大谷はポストシーズン初戦となったレッズとのワイルドカードシリーズ第1戦で先頭打者弾を含む2本塁打をマークした。さらにフィリーズとの地区シリーズ第1戦に自身初のポストシーズン登板を果たし、6回3安打3失点9奪三振の力投で白星を手にしている。二刀流が復帰した今季、いきなり歴史を塗り替えた。
(Full-Count編集部)