山本由伸、スネルの隣でLAへフライト 完投から約2時間…“Wエース”で連勝、球団SNS更新

スネルは第1戦を8回1安打無失点10K…山本は第2戦で9回完投
【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間15日・ミルウォーキー)
ドジャースは14日(日本時間15日)、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦で逆転勝ちし、2連勝を飾った。山本由伸投手は9回3安打1失点で完投勝利を挙げた。試合終了から約2時間30分後、球団公式X(旧ツイッター)はLAへのフライトの様子を公開した。
山本は初回先頭のチョウリオに初球96.9マイル(約155.9キロ)のフォーシームをスタンドに運ばれ、場内は狂喜乱舞した。しかしここで崩れなかった。山本は以降、丁寧な投球で凡打の山を築き、9回111球を投げて3安打1失点1四球、7奪三振でメジャー初完投を達成した。
ドジャースの投手がポストシーズンで完投したのは、2004年の地区シリーズでホセ・リマが達成して以来21年ぶりの快挙。メジャー全体でも2017年のジャスティン・バーランダー以来、8年ぶりのことだった。
その後、球団公式Xは「彼らは2人の伝説が共存できないかのように振る舞っている」と綴って添えたのが、チャーター機の座席に座る山本とブレイク・スネル投手の写真だった。スネルは第1戦に先発し、8回103球を投げて1安打無失点、無四球10奪三振の快投を見せた。降板後にはベンチで山本とハグを交わす場面もあった。