山本由伸のバックを守る幸せ エドマン明かす感動「インクレディブル」…9回完投で感じた変化

エドマンは「7番・二塁」で先発…4打数2安打1打点
【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間15日・ミルウォーキー)
同僚も感動を禁じ得なかった。ドジャース・山本由伸投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発し、9回3安打1失点7奪三振でメジャー初完投を達成した。二塁からエースの投球を盛り立てたトミー・エドマン内野手は「インクレディブルだった」と大絶賛だった。
山本は初回先頭のチョウリオに初球96.9マイル(約155.9キロ)のフォーシームを捉えられ、いきなりの被弾。まさかの立ち上がりとなったが、その後は立ち直ってブルワーズ打線から凡打の山を築いた。9回も続投し、最後はボーンを三振に仕留め、9回111球を投げて3安打1失点1四球、7奪三振で完投勝利を挙げた。
ドジャースの投手がポストシーズンで完投したのは、2004年の地区シリーズでホセ・リマが達成して以来21年ぶりの快挙。メジャー全体でも2017年のジャスティン・バーランダー以来、8年ぶりのことだった。
試合後、MLB公式X(旧ツイッター)はエドマンのフィールドインタビューの様子を公開した。山本の投球について問われ、エドマンは白い歯を見せながら「インクレディブル(本当に素晴らしかった)だった」と最敬礼。「彼は一晩中集中していた。ご存知の通り、彼はシーズンもずっと圧倒的な活躍を見せてくれたけど、ポストシーズンで完投するというのは本当に特別なこと。彼の後ろでプレーするのはとても楽しかったよ」と称賛を送った。
(Full-Count編集部)