佐々木朗希が示した「凄さの証明」 同僚が尊敬の念…“変身”は「驚異的だね」

ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】
ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】

ド軍トライネンが佐々木について言及した

 ドジャース・佐々木朗希投手はすっかり同僚の信頼を得ているようだ。ブレイク・トライネン投手が14日(日本時間15日)、佐々木の“変身ぶり”について「驚異的なことだね」と称賛するなど、存在感の大きさを語った。

 佐々木は5月中旬から右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入り。9月中旬に復帰すると救援として復活。ポストシーズンでは同日の試合前時点で5試合で2セーブ、防御率1.50の成績を残している。
  
 37歳のトライネンは佐々木について「あんなに早く(チームに)復帰して、プレーオフで救援登板する経験を積んでいるわけだし、彼のやってきたことはなかなか驚異的なことだね」と尊敬の念を示した。

 さらに投球内容についても「彼がうまくやっていることは、持ち球が2つでも、その両方でストライクから入れること。その2球種だけでも、そのどちらか一方に絞るのは難しい。なぜならその両方がグレードで言うと80(最高レベル)だから。球そのものに加え、ストライクゾーンに投げ込む能力自体が、彼の凄さの大きな証明だと思う」と好調の理由を分析した。MLBのスカウティングレポートでは、スケールとして20-80で評価されているため、最高点が付けられたことになる。

 13日(同14日)のブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦では2点リードの9回に登板した佐々木だったが、制球に苦しみ1失点し2死一、三塁としたところで降板。マウンドを引き継いだトライネンは、四球で満塁としたが、最後は三振で切り抜けセーブをマーク。佐々木を救った。

(Full-Count編集部)

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