唐突に「大谷翔平、以上です」 また判明した史上初…他に誰も踏み入れられない領域

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は7回に20打席ぶり安打→PS初盗塁にも成功

【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間15日・ミルウォーキー)

 ドジャース・大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に「1番・指名打者」で先発出場。7回に20打席ぶりとなるヒットを放ち、5打数1安打1打点で勝利に貢献した。実は試合中に史上初の偉業を達成しており、ファンも騒然としている。

 大谷はレッズとのワイルドカードシリーズ第1戦で先頭打者弾を含む2本塁打を叩き込むなど、ポストシーズンは最高の出だしだった。しかし、フィリーズとの地区シリーズは打率.056、0本塁打1打点と封じ込まれ、リーグ優勝決定シリーズ初戦も快音なし。この日も3打数無安打2三振だった。

 しかし7回1死三塁だった。左腕アシュビーの内角シンカーを右前に弾き返し、ついに待望のHランプが灯った。さらに、フレディ・フリーマン内野手の打席では二盗を成功。意外にもポストシーズンでは初盗塁。通算23試合目で記録した。

 この直後に米データ会社のグレッグ・ハービー氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「MLBの歴史において、同一ポストシーズンで本塁打を打ち、盗塁を決め、先発投手として登板した選手」とし、「ショウヘイ・オオタニ(2025) 以上です」と綴り、大谷が史上初の快挙を成し遂げたことを紹介した。

 大谷は昨季初出場したポストシーズンは、右肘手術の影響で打者1本に専念。今季は6月から投手として復帰し、地区シリーズ第1戦では6回3安打3失点9奪三振の力投を見せた。二刀流復帰イヤーに、実質的には大谷しかできない記録を達成すると、「大谷さんさりげなくプレーオフの二刀流記録作ってた笑」「翔平さんサラッと記録」「ちょっと不調でも歴史作っちゃった」と日本語のコメントの他、「彼は特別だ」「オオタニは本物」など米ファンも称賛を送った。

(Full-Count編集部)

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