山本由伸のために…ド軍“ファミリー”が粋な対応 美人レポーターが感動した「特別な瞬間」

ドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
ドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

ドジャースではホセ・リマ以来21年ぶりのPSで完投

【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間15日・ミルウォーキー)

 ドジャース・山本由伸投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発登板。9回3安打1失点7奪三振で完投勝利を挙げた。激闘を終えたクラブハウス。米放送局の女性レポーターは「特別な瞬間」を目撃したことを明かした。

 初回先頭のチューリオに初球96.9マイル(約155.9キロ)のフォーシームを捉えられ、いきなりの被弾。しかし、山本は引きずらずにすぐさま立ち直り、以降はブルワーズ打線を沈黙させた。9回のマウンドに上がり、最後はボーンを三振に仕留めて快投劇を完遂させた。

 ドジャースナインも大興奮で称えたエースの圧倒的な投球。「MLBネットワーク」や「ESPN」などでレポーターを務めるアビー・ラバーさんは試合後に自身のX(旧ツイッター)を更新。会見場に向かう直前に起きた光景に驚いたようだ。

「ヤマモトがクラブハウスを出て記者会見場に向かう途中、ドジャースの家族や友人たちがファントンネルのように並んで彼を見送っていたんだ。その中を通り抜けると、みんなが歓声を上げて、叫んで、拍手して、彼はハイタッチを返していた」と“裏側”を紹介した。そして「まさに特別な瞬間だった」と感銘を受けたことを明かしている。

 ドジャースの投手がポストシーズンで完投したのは、2004年の地区シリーズでホセ・リマが達成して以来21年ぶり。メジャー全体でも2017年のジャスティン・バーランダー以来、8年ぶりのことだった。歴史に名を刻んだ快投に、“仲間”も心から感動したようだ。

(Full-Count編集部)

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