懐疑的だった山本由伸への495億円契約 蒸し返される2年前の“疑問”「1球も投げていない」

ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

価値あるPSでの圧倒投球

【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間15日・ミルウォーキー)

 ドジャースの山本由伸投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発登板し、9回1失点の完投勝利を記録した。レギュラーシーズンに続きプレーオフでも打者を圧倒。ファンからは称賛の声が殺到する中で、2年前のある投稿が蒸し返されている。

 2023年オフ、山本はポスティングシステムでメジャーに挑戦。ドジャースは投手史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約495億円)で山本を獲得した。

 当時はまだ懐疑的な声が多く、契約直後にアスレチックス、アストロズなどでプレーしたジョシュ・レディック氏はX(旧ツイッター)で「MLBで1球も投げていない男になぜ3億2500万ドルも払うのか?」と指摘していた。

 1年目から18試合に登板して7勝2敗を記録すると、今季は怪我人が続出する投手陣の中でシーズンを通してローテーションを守り、30試合で12勝8敗、防御率2.49を記録。今季のサイ・ヤング賞は圧倒的な成績を残したポール・スキーンズ投手が受賞濃厚とされているものの、球界トップクラスの投手として存在感を示した1年となった。

 プレーオフでも勝負強さを披露した山本。いまだにレディック氏の2年前の投稿には“反論”が寄せられており、この日の快投を受けて、ファンからは「黙ってくれ。君もドジャースが3億2500万ドルを払った理由が分かるだろ?」「ドジャースは才能を見抜いていた」「これがが3億2500万ドルを払う理由」と指摘が入っていた。

(Full-Count編集部)

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