大谷翔平は「デンジャラス」 打率.147でも…敵将は警戒MAX「不振だと全く思っていない」

マーフィー監督が警戒「不振だとは全く思っていない」
ブルワーズのパット・マーフィー監督が15日(日本時間16日)、ドジャースタジアムでリーグ優勝決定シリーズの会見を行った。ドジャースの大谷翔平投手に警戒心をあらわに。「彼はデンジャラスだ。出来るだけ厳しい攻めをして、細心の注意を払い、できる時はいつだってマッチアップ(大谷と相性のいい投手)を(起用)する」と語った。
大谷はここまで8試合に出場して打率.147、2本塁打、6打点。1盗塁、OPS.599となっている。前日14日(同15日)の第2戦の7回、左腕アシュビーから右前適時打をマーク。今季ワーストの4試合、19打席連続無安打で止めていた。
不振でもマーフィー監督は警戒を緩めなかった。「4、5試合くらい苦しい時期が続いているが、『いやー、この男は不振だ!』って言うほど、不振の時期が続いている訳ではない」とコメント。自軍のクリスチャン・イエリッチ外野手と比較し「彼らはとてもいい選手だから、ボーン! っていう感じで(状態をあっという間に)ひっくり返して、(実際に)結果に及ぼすことができるんだ」と語った。
続けて「オオタニは昨日(の試合で)、ライナーをキャッチされた場面が1度あり、ヒットもまた打った。私たちは彼を100回歩かせているから、不振だとは全く思っていない。そう思わないんだ。私はそういう数字を見ない」と話した。
(Full-Count編集部)