大谷翔平の豪快フリーにまさかの“被害者” 25億円男をフリーマン激励「おまえも打て」

フリー打撃を行ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
フリー打撃を行ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷と打撃練習中のコンフォートへ「おまえも打て」

 ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズの練習日に異例の屋外フリー打撃を行った。32スイングで3連発を含む14本の柵越え。打撃不振からの脱出へ調整を進めた。

 大谷がシーズン中に屋外でフリー打撃を行うのは移籍後初めて。登場曲が流れる中で打席に入った。圧巻だったのは右中間への特大アーチ。右翼後方の屋根にぶつける一撃には視察していたカーショー、フリーマンら同僚から「Wow」と感嘆の声が上がった。ただ、まさかの“被害者”もいたようで……。

 大谷と2人1組でフリー打撃を行っていたマイケル・コンフォート外野手だ。通算179本塁打を誇る左のスラッガーだが、今季は自己ワーストの打率.199、12本塁打、36打点。昨年12月に1年1700万ドル(約25億1000万円)で加入した32歳は、3歳年上のフリーマンから「おまえも打て」と叱咤激励された。

 規格外のパワーを誇る大谷と比べられるのは、あまりに酷。というより同じ組で打ちたくなくなるか。このポストシーズンでは登録を外れているコンフォート。ただただ復活を待ちたい。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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