不振の大谷翔平が異例の行動 突然の“解禁”…米メディアも一斉報道「絶対しないこと」

試合前日の会見を終え練習へ向かうドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
試合前日の会見を終え練習へ向かうドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

32スイングで14本の柵越え、150メートル弾も記録

 ドジャースの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)、本拠地ドジャースタジアムで屋外フリーを行った。ポストシーズンでは打撃不振に苦しんでいただけに、異例の光景に米メディア関係者も驚きを隠せない。

 大谷は普段は屋外でのフリー打撃をほとんど行わない。ドジャースタジアムでは2022年のオールスターゲームで披露したことはあるが、移籍後はスプリングトレーニング初日に行って以来。シーズンでは初となる。

 32スイングで14本の柵越え。右翼屋根裏に飛び込む推定150メートルの特大弾を放つ場面もあり、見守ったチーム関係者や報道陣を圧倒した。ポストシーズンでは8試合で打率.147、2本塁打、6打点。1盗塁、OPS.599と苦戦中。練習前には会見を行い「しっかりとした打席を送れるように、打席のクオリティを高めていくっていうのがまず最初にやるべきことかなとは思っています」と語っていた。

 地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番を務めるビル・プランケット記者は「ドジャースのショウヘイ・オオタニがフィールドで打撃練習をするのは、とても珍しい光景だ」とX(旧ツイッター)に投稿。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番を務めるジャック・ハリス記者は「ドジャースは本日練習日だ。珍しいことにショウヘイ・オオタニはフィールドで打撃練習を行っている。チームメートは彼の元を囲み、楽しそうに見ている」とその様子を報告した。

 カリフォルニア州ラジオ局「AM570 LA Sports」のデビッド・ヴァセイ氏は「ショウヘイ・オオタニはフィールドで打撃練習を行っている。(普段)彼が絶対にしないことだ」と、フリー打撃が珍しいことを強調。ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」の公式Xも「打撃練習を行う為に登場したショウヘイ・オオタニをチームメートがからかっている」と記し、同僚も異例の光景に注目している様子を伝えた。

【実際の動画】とんでもないところまで… ドジャースタジアムの屋根に直撃した大谷の150m弾

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