阪神、森下翔太のサヨナラHRでCS突破へ王手 8回には佐藤輝明が同点打…延長戦を制し甲子園熱狂

佐藤輝明は先制打&同点打で2打点
■阪神 5ー3 DeNA(16日・甲子園)
阪神は16日、甲子園で行われたDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦にサヨナラ勝利し、アドバンテージを含めた対戦成績を3勝0敗とし日本シリーズ進出に王手をかけた。延長10回、森下翔太外野手が左翼席にサヨナラ本塁打を放ち熱戦に終止符を打った。
昨日の勝利の勢いのまま、初回1死二、三塁のチャンスを作ると、4番・佐藤輝明が詰まりながらも左前に打球を落とし阪神が先制した。しかし、先発の才木が3回に3安打を集められて同点に追いつかれると、4回は牧に1号ソロを浴びて勝ち越しを許した。
打線は2回以降、DeNA投手陣の前にゼロ行進が続いていたが、8回から登板の伊勢をせめて1死一、二塁にすると、佐藤輝が右前に同点適時打を放ち試合を振り出しに戻した。9回を5番手の石井、10回を及川が無失点に抑え、10回の森下のサヨナラ弾につなげた。
延長の末、勝利を掴み取り対戦成績は3勝0敗。レギュラーシーズンで13ゲーム差をつけ独走Vを決めた強さを、甲子園の大声援を味方につけ短期決戦でも見せつけている。