大谷翔平は「登山者のよう」 PSで続く警戒に“本音”…「分かっていること」にSNS反応

試合前日の会見を終え練習へ向かうドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
試合前日の会見を終え練習へ向かうドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平がドジャースタジアムで会見を行った

 ドジャースの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)、本拠地ドジャースタジアムで記者会見を行い、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)への意気込みを語った。ポストシーズン(PS)で左投手との対戦が増えていることについて「それはもう分かっていることですし、そこで1本をしっかり打てるかどうか」と回答。ファンは「大谷だから期待が大きい」「限界を超えて登る登山者のようだと感じる」と期待を寄せている。

 記者会見の最中、集まった報道陣から「左投手との対戦が多くなっている。戦略的に工夫は」との質問を受けた。そこで大谷は「流れ的に僕のところでレフティが来るっていうのは、そういう風に打線を組んでいると思うので。それはもう分かっていることですし、そこで1本をしっかり打てるかどうか」と、PSで続く“徹底マーク”に対して思いを語った。

 続けて「試合を大きく左右する場面もあるとは思うので、そこで打てるのかもそうですし、ムーキー以降に、ムーキー、テオにしっかりといい形で、まずは繋げるというのが、1番基本的な役割かなとは思うので、打席のクオリティを高めていくっていうのがまず最初にやるべきことかなとは思っています」と、自身に課された役目をやり遂げる意識で臨んでいることを改めて言葉にした。

 大谷の思いを聞いたファンはSNSで続々と反応。「大谷選手は打席に立っているだけで相手にプレッシャーをかける事が出来る選手」「彼が打つとチームが活気づく。これを分かっている相手球団が、大谷対策で一流の左投手を次々にぶつけてきている」「大谷だから物足りないとなる」「PSに入ってから大谷さんへのマークが一番厳しいように見えます」などとコメントを寄せていた。

 大谷はレッズとのワイルドカードシリーズ第1戦で、先頭打者弾を含む2本塁打を叩き込むなど、PSは最高の出だしだったが、フィリーズとの地区シリーズは打率.056、0本塁打1打点。14日(日本時間15日)のブルワーズとのNLCS第2戦で、20打席ぶりとなる安打を放った。ここまでPSで34打数5安打で打率.147と、数字は残せていないが、大谷の存在感は相手に大きな影響を与えているようだ。

(Full-Count編集部)

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