美人チアが抱いた苦悩…想像以上だった活動「驚いた」 夢の先に見た景色「特別な瞬間」

東北ゴールデンエンジェルスのHONOKAさん【写真提供:Rakuten Eagles】
東北ゴールデンエンジェルスのHONOKAさん【写真提供:Rakuten Eagles】

かつては姉もメンバーとして活動

 パ・リーグ6球団のチアチーム、パフォーマンスチームの2026年度の新メンバー募集が続々と開始する今、パ・リーグインサイトでは現在各球団のパフォーマーとして活躍するメンバーにインタビュー。楽天の公式チアリーダー「東北ゴールデンエンジェルス」HONOKAさんに働く醍醐味、活動する中で抱えた苦悩などの話を聞いた。

 東北ゴールデンエンジェルスは「東北のチアリーダー」として東北全体を盛り上げることにも重きを置き、各地の小中学校や幼稚園・保育園訪問など地域との交流を盛んに行うところも特徴のひとつ。HONOKAさんが東北ゴールデンエンジェルスになることを志し始めたのは、まだわずか3歳の頃だった。先に楽天イーグルスアカデミー チアダンススクールに通っていた姉(OGメンバー・KURUMIさん)の影響で、同スクールに入校。2人は同じ夢を抱き、姉妹そろってその夢を叶えた。

「エンジェルスという存在が私の小さい頃からの憧れであり、夢でした」というHONOKAさん。念願のメンバー入りを果たして感じたのは、側から見ているだけでは分からなかった想像以上の活動の多様さだ。

「試合日の出演や、チアダンススクールのインストラクター以外の活動が思っていた以上にたくさんあり驚きました。試合日以外には、幼稚園訪問や地域のイベント、東北6県のお祭りにも参加。また、スタジアムを案内するボールパークツアーの案内役や、小中学生に夢や目標を持つことの大切さを伝える『楽天イーグルス 未来塾』という活動では講師も務めています」

フィールドから見える景色は「かけがえのない特別な瞬間」

 加入当時は先輩たちの力を借りながら多岐に渡る活動を必死にこなしていったHONOKAさん。活動3年目を迎えた今では、後輩に教える立場となった。

「2年目を迎え自分に後輩ができてから、今までの先輩の姿を思い出し『どんなことでも相談できる、頼れる、憧れられる』そんな先輩になろうと努めてきましたが、それをプレッシャーに感じてしまう場面が多くありました。3年目になってからは、先輩後輩を意識しすぎることなく、とにかくメンバー同士でコミュニケーションをたく
さんとることを意識しました。今では、メンバー全員と息を合わせて歩むことができていると実感しています」

 現在、2026年の新メンバー募集中の東北ゴールデンエンジェルス。HONOKAさんは「プロ野球界のパフォーマー」として働く醍醐味を強調する。

「ファンの皆さんと勝利の喜びを分かち合えることが一番の醍醐味だと感じています。試合中、エンジェルスはフィールドだけでなく、レフトスタンドにも上がってファンの皆さんと一緒に応援します。チームの勝利に向かってたくさんのファンの皆さんと心をひとつにする、このレフトスタンドでの応援が大好きです。そして勝利をつかみ取ったあとにフィールドから見える景色は、かけがえのない特別な瞬間だと思います」

 また、活動する上で大切にしていることについては「1試合1試合を大切に、毎回初心を忘れずに取り組んでいます。その試合でしか出会えないお客さま、この時にしか一緒に応援することができないお客さまがいるということを常に念頭に置いて活動しています」と想いを口にした。

 東北ゴールデンエンジェルス 2026メンバーオーディションは2025年11月10日までエントリー受け付け中だ。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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